【ボーイ隊(小6~中3)】11月15日〜16日 真夜中の星空ナイトハイキング!

ボーイスカウト

11月15日(土)深夜から16日(日)明け方にかけて、
「夜に歩いてみたい!」
「星をじっくり見たい!」
という二つのスカウトの声を受け、ナイトハイキングを実施しました。

当日は雲ひとつない満天の星空で、真夜中の活動にぴったりの環境でした。
集合後、電車とバスを乗り継いで大和郡山市立里山の駅 風とんぼ最寄りのバス停から歩いて風とんぼに到着。
ここをスタート地点として、
風とんぼ → 矢田山遊びの森 → 頂上展望台 → 国見台展望台 → 松尾山頂 → 松尾寺
という山道のコースを進んでいきました。
矢田山遊びの森から先は木々の多い山道で、星空はほとんど見えませんでしたが、静かな夜の森を歩く貴重な時間となりました。
頂上展望台に到着すると視界が開け、満天の星空が広がりました。
ここで、班集会で学んだ『北極星の見つけ方』を実際の空で挑戦し、スカウトたちは自分の力で北極星を見つけることができました。
また、オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンで形づくる『冬の大三角』も確認しました。

その際、隊長から、ベテルギウスと地球が非常に離れていることや、『今見えている光は何百年も前に放たれた光である』という光の伝わる速さで表す距離の単位の『光年』の話がありました。
ベテルギウスは、すでに爆発を起こして存在しない可能性もあるという説もあり、地球に光が届くまで時間がかかるため、実際には、その星が今どうなっているかは分からないという、宇宙ならではの不思議さにも触れました。
(ベテルギウスは、太陽の約700~750倍もの大きさを持つ恒星で、地球から約640光年離れているので、今見えている星の光は約640年前の光ということになります。1光年は約9兆4600億kmですので、640光年は、なんと約6054兆8675億2451万7112kmにもなります。)
スカウトたちは、
「そんな昔の光を見てるん!?」
と驚き、星空への興味がさらに深まっていきました。

続いて、星が好きなスカウトが、
「あれ、プレアデス星団やで」
と教えてくれ、みんなで空を見上げて確認しました。
このとき隊長から、
「スバルって車の名前で聞いたことあるやろ? あれもこの星団が由来なんやで」
と話があり、星座と日常がつながっていることにスカウトたちは興味津々でした。

続けて隊長から『冬のダイヤモンド』として、
おおいぬ座(シリウス)→
こいぬ座(プロキオン)→
ふたご座(ポルックス)→
ぎょしゃ座(カペラ)→
おうし座(アルデバラン)→
オリオン座(リゲル)
という大きな六角形を星座とあわせて紹介し、夜空の中で一つひとつ確かめることができました。
さらにその場では、スカウトから、
「あのキラキラしてる星、なんなん?」
という質問が上がり、アプリで調べると、それがしし座のレグルスであることが分かりました。
こうして星を一つひとつ探していく楽しさが広がり、夜空への興味がさらに膨らんでいきました。

Before imageAfter image

頂上展望台では視界が大きく開け、雲ひとつない夜空に『冬の大三角』や『プレアデス星団(すばる)』、『冬のダイヤモンド』などをじっくり観察することができました。

国見台展望台では、大和郡山市・天理市・桜井市などの夜景が眼下に広がり、しし座流星群の時期でもあったため、
「見えた!」
「あ!また流れ星!」
と何度も歓声が上がり、複数の流れ星を確認することができました。

国見台展望台の夜景と星空

(国見台展望台:大和郡山市・天理市・桜井市の夜景が足元に広がり、空には星が瞬く絶景。しし座流星群の時期でもあり、流れ星がいくつも流れてスカウトたちの歓声が響きました。)

さらに進んで松尾山頂に到達した際には、スカウトたちが三角点を発見し、
「ここがほんまのてっぺんや!」
と嬉しそうに話す姿が見られました。

松尾山頂の三角点にて

(松尾山頂に到達し、三角点を見つけて喜ぶスカウトたち。真夜中にも関わらず、笑顔がはじけた達成感あふれる一枚。)

冷え込む中、松尾寺の駐車場では(事前に許可をいただいております)、カップ麺で温まり、ほっとひと息つく時間もありました。
その後は松尾寺からさらに約50分歩いて最寄り駅へ向かいました。
松尾寺から駅へ向かう帰り道では、時間が進んだことで北斗七星が空の高い位置まで上がってきて、頂上展望台で見たときよりも全体の形がはっきりと見えるようになりました。
「こんなに大きかったんや!」
と、そのスケールに驚く声が上がり、星空の見え方がまた変わる瞬間でした。

さらに、頂上展望台で観察してから時間が経っていたため、星座の向きが大きく変わっており、
星空が北極星を中心にゆっくり回っていることを、自分たちの目で確かめることができました。
「えっ、こんなに動くんや!」
という声も上がり、地球の自転を実感できる、とても印象深い観察となりました。

その道中、ひときわ明るく赤みを帯びた星を見つけたスカウトから、
「あの大きくて赤い星、何?」
という質問が上がり、アプリで調べると、それはうしかい座のアルクトゥルスでした。
帰り道でも宇宙への興味が深まる時間となりました。

この日のスカウトたちは全体を通して歩くペースがとても早く、行程全体が予定より前倒しで進行しました。
その結果、駅にも大幅に早く到着し、
「人生初の始発に乗れた!」
とテンションが上がるスカウトもいて、最後まで笑顔の絶えない活動となりました。

真夜中の静けさと満天の星空の中を歩く体験は、スカウトたちにとって忘れられない学びと冒険となりました。

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