- Qボーイスカウトって何ですか?
- A
健全な青少年育成を目指した世界的な社会教育運動です。
活動的で自立した青少年を育てる、世界的な社会 教育運動のひとつです。
少年たちの好奇心や探究心にこたえる活動をとおして、心身ともにバランスの取れた人格の形成を目指しています。(ボーイスカウト日本連盟のWEBサイトより抜粋)
- Qボーイスカウトってどんなことをするの?
- A
ボーイスカウトと聞くとイメージするのはキャンプやハイキング、そして街頭募金などとよく言われます。
ボーイスカウト活動は、野外で、子どもたちの自発性を大切に、グループでの活動を通じて、それぞれの自主性、協調性、社会性、たくましさやリーダーシップなどを育んでいきます。
そのプログラムはバラエティに富んでいて、各年代においても様々です。
1907年にイギリスではじまった青少年教育活動は、今では世界では174の国と地域、約5700万人、日本全国には団と言われる活動母体が約1,700あり約8万人が活動しています。(ボーイスカウト日本連盟のWEBサイトより一部抜粋したものを2024年8月時点の最新の情報に更新)
- Qボーイスカウトは宗教団体ですか?
- A
ボーイスカウトは宗教団体ではなく、健全な青少年育成を目指した世界的な社会教育運動団体です。
ボーイスカウトでは、特定の宗教への勧誘や信仰を勧めるものではありませんが、信仰心を持つことを推奨しています。ボーイスカウトの団の育成母体が神社や寺院、カトリック教会といった宗教団体であることもありますが、その宗教への入信を進めることはなく、信者でないと入団できないということもありません。
- Qボーイスカウトの指導者ってなに?
- A
各団の各隊で、直接子どもたちを指導する人の事です。指導者の多くは、専門の指導者訓練機関で研修を受け、指導者としての様々な技能や知識を身に着け子どもたちの指導に当たっています。指導者はすべて無給のボランティアで成り立っており、ボーイスカウトの理念に賛同し、様々な仕事に携わっている人たちが、日々の生活の中で時間を割いて子どもたちの活動と成長のために活動を行っています。
- Q生駒第9団のボーイスカウトの活動で教育員会などが後援となっているのはなぜ?
- A
ボーイスカウトは公益財団法人であり、内閣府をはじめとする各省庁や様々な大小の団体がその活動を支援してくださっています。そういったこともあり、三郷町では、教育委員会や社会福祉協議会などが、青少年の健全な育成を行う団体として活動の後援をしてくださっています。
また、日本のボーイスカウト活動は、1908年にベーデン・パウエル卿により出版された「スカウティング・フォア・ボーイズ」によって広まっていたボーイスカウト運動を駐ベルギー公使だった秋月佐都夫(あきづき さとお)公使が1908年(明治41年)に英国のボーイスカウト活動として日本に紹介をしたことが始まりと言われています。その後、昭和天皇が皇太子であった1921年(大正10年)に英国を訪問した際、ボーイスカウトの創始者であるベーデン・パウエル卿とお会いになり、その活動に関心を持たれ、その翌年に日本ボーイスカウト連盟の前身である少年団日本連盟が発足されたという経緯があり、皇室とも深いゆかりがあります。
https://www.scout.or.jp/support/administration
- Q何歳から入ることができますか?
- A
幼保年長児より入隊できます。(小学校入学前はビーバー見習い(ラッコ隊)となります)
年代ごとにグループに分かれて活動しており、最長25歳まで参加できます。
グループ分けは下記の通りです。- ビーバー隊 幼保年長〜小学2年生
- カブ隊 小学3年生〜小学5年生
- ボーイ隊 小学6年生〜中学3年生
- ベンチャー隊 高校1年生〜高校3年生
- ローバー隊 18歳〜25歳
- Q女の子でも入ることができますか?
- A
もちろん女の子でも入隊できます。
(他の地域にある団によっては、男子のみで活動している場合もあります)
- Q活動の頻度はどれくらいですか?
- A
土曜、日曜、祝日を中心に月2〜3回ほど活動しています。
毎回、取り組む内容が違いますので、飽きやすい子でも参加しやすい活動です。
夏休みになると、複数日に渡ってキャンプをすることもあります。
- Q地区や団ってなんですか?
- A
ボーイスカウトは階層的に組織されており、ボーイスカウト日本連盟→都道府県連盟→地区協議会→団と構成されています。
活動の主体性は各団にあり、それぞれが特色や方針を持って活動しています。
(他市町村からの参加や、女の子の参加を断わる団があるのは、このためです)複数団が存在している市町村もありますので、通える範囲に複数団ある場合は、お子さんと相性の良い団を選ばれることをおすすめします。
- Q保護者も参加しないといけませんか?
- A
最年少のビーバー隊は、できるだけ活動に同行していただくようにお願いしています。
カブ隊は、集合・解散場所までの送迎を除き、子どものみの参加となります。
ボーイ隊以上は、子どものみの参加となります。
引率者が足りない場合は、保護者にサポート役をお願いする場合もあります。
- Q費用はどれぐらい必要ですか?
- A
大まかな費用は下記の通りです。
- 入団金…………¥3,000
- 登録費…………¥5,600/年
※そなえよつねに共済代(スポーツ保険代)と、日本連盟・奈良県連盟・きたやまと地区協議会の運営費に使われます。 - 育成会費………¥12,000/年
(1家族につき¥1,000×12ヶ月) - スカウト会費…¥6,000/年
(子ども1名につき¥500×12ヶ月)
※キャンプ場の整備や備品購入など、団の運営費に使われます。 - 隊費
ビーバー隊……¥1,000/月
カブ隊…………¥1,500/月
ボーイ隊………¥1,500/月
ベンチャー隊・ローバー隊…プログラムの実施の都度、実費を徴収
※各隊の活動費として使われます。
※夏のキャンプや冬のスキー訓練などの一部の活動では、実費をいただいています。 - 制服
スカウトショップにて、各自購入をお願いしています。
タイミングが合えば、保護者間でお下がりを融通しています。 - その他
個人装備は、各家庭で準備していただいています。
多くは百円ショップでも購入できるものです。(個人食器や軍手など)
キャンプ道具を買い揃えるのは、ボーイ隊からになります。
おおよそですが、固定費として年間42,000円程(ひと月あたり3,500円)と、活動内容によって必要となる実費となります。