8月の第20回奈良県キャンポリー(20NC)に向けて、7月26日〜27日に訓練キャンプを山村野営場で行いました。6月に続いて2回目の訓練キャンプということもあり、班の仲間同士もだんだん打ち解け、チームワークが形になってきたのを感じました。

初日はローインパクト立ちかまど
キャンプの定番、サイト設営からスタート!
今回の立ちかまどは、ローインパクトの観点から資源を無駄にしない工夫として、一斗缶を半分にしたものをファイアベースに使用しました。これが反射炉にもなって、思った以上に火の回りもよく、熱効率もバッチリ。みんな「おぉ〜!」と感心しながら取り組んでいました。本番のキャンポリーでもこの方法を使うことに決定です。いつもなら土を採ってきて乗せないといけないので、このやり方はとても楽でした。

翌朝はお米とチャレンジ
2日目の朝は、キャンポリー本番を想定して「朝食と昼食の2食分」をまとめて炊飯。
各班が飯盒や鍋を使って15合前後を炊き上げました。普段のキャンプでは朝はパンが多かったため、この練習はスカウトたちにとって大きな挑戦です。中には水加減を間違えてしまい、底が真っ黒に焦げついてしまった班もありました。
その時、隊長からはこんな言葉がありました。
「ええねんええねん、今ここで失敗しといたらええねん。訓練した甲斐があった」
スカウトたちは真剣な表情でうなずき、「次は絶対うまいご飯炊こう!」と前向きな気持ちに切り替えていました。
本番のキャンポリーでは、この炊いたご飯をそのままおにぎりにして、朝食時に完成させてからハイキングに持っていきます。
今回はハイキングがなかったため、日本一チャレンジのプログラムである「おにぎりパーティ」を実施。塩をかけすぎて思わず顔をしかめるくらい――まるで海水を飲んだみたいにしょっぱいおにぎりができたり、手のひらを超える“巨大おにぎり”が登場したりと、大盛り上がりでした。笑い声と真剣さが入り混じった、忘れられない時間になりました。

その後は、日本一チャレンジの「ストレッチャーレース」。
竹棒と毛布だけで担架を作り、その上にポリタンクを乗せて運びます。見た目以上に重く、バランスを崩さないように全員で息を合わせるのが難しい!でも、この技術は実際の救急時にも役立つ大切なスキル。真剣さの中にも「よし行けー!」「落とすなよ!」と声が飛び交いました。

特別プログラムはイーグルスカウト直伝の火おこし
ストレッチャーレースのあとは、アメリカでイーグルスカウトとして腕を鳴らした指導者から「火おこしの極意」を伝授していただきました。
マッチ一本だけで大きな火を炊き上げる技は圧巻。実際に目の前で見た経験は、彼らの記憶にしっかり残ったはずです。

撤営は「来た時よりも美しく」
午後は撤営作業。
「来た時よりも美しく」を合言葉に、横一列に並んでゴミ拾いを行いました。自分たちが過ごした野営場に感謝の気持ちを込め、最後まで協力して取り組む姿に、スカウトとしての誇りが感じられました。

いよいよキャンポリー本番へ!
2回の訓練キャンプを経て、スカウトたちはぐんと成長しました。班の絆も強まり、技術も確実にレベルアップ。
そんなスカウトたちに向けて、最後に隊長から熱いエールが送られました。
「2回の訓練キャンプで、大雨の中のキャンプも、日本一チャレンジも、サイト設営も炊飯も、いろんなことしてきた。あとはもう、本番をしっかり楽しんでほしい」
次はいよいよ本番のキャンポリー!仲間と力を合わせ、最高の夏を迎えます!



コメント