ローバースカウトとは、主に18歳以上25歳頃までの青年が所属する、ボーイスカウトの最年長部門です。小学生・中学生年代のスカウト活動と大きく異なるのは、指導者が用意したプログラムに参加するだけでなく、自分たちで課題を見つけ、目的を考え、計画を立て、実行し、振り返ることを大切にしている点です。
活動内容は、キャンプやハイキングなどの野外活動、地域への奉仕活動、災害時の支援、国際交流、社会課題に向き合うプロジェクト、そして後輩スカウトの活動支援など幅広くあります。たとえば、地域の清掃活動や子ども向けイベントの運営、募金活動、キャンプ技術の研修、他団体との交流など、実際の社会と関わる活動も多く行われます。活動の形は団や個人によって異なりますが、共通しているのは「自分に何ができるか」を考え、それを仲間と相談しながら具体的な行動につなげていく姿勢です。
ローバースカウトは、単なる行事の手伝いや補助役ではありません。後輩を支える場面もありますが、それだけでなく、自分自身が学び、挑戦し、成長していく青年のための活動です。仲間と話し合い、社会との関わりの中で経験を積み、失敗や試行錯誤も大切な学びとしながら、責任感、主体性、協調性、実行力を身につけていきます。地域や社会に貢献しながら、自立した一人の青年として成長していくことを目指すのが、ローバースカウトの活動です。

