4月29日、ボーイ隊は五條市のシダーアリーナで行われた県連大会に参加しました。
県連大会では、奈良ユニセフ協会のご協力により、JR五条駅からシダーアリーナまでの約4.2kmを歩く「エンジョイウォーク」が実施されました。ボーイ隊もこのエンジョイウォークに参加するため、王寺駅から電車でJR五条駅へ向かいました。
行きの電車では、ドアが開くたびにたくさんのスカウトが乗ってきて、車内は少しずつにぎやかになっていきました。思っていた以上の人数にドキドキしながらも、同じ目的地へ向かう仲間たちの姿に、スカウトたちもどこか楽しそうな表情を見せていました。
JR五条駅に到着すると、改札は大混雑。多くのスカウトたちが集まる中、順番を待ってエンジョイウォークの受付を済ませ、いよいよシダーアリーナを目指して出発です。

「こっちかな?」
なんとなく前を進むスカウトたちについていきながら、少しドキドキした様子で歩き始めました。
新町の町並みに入ると、そこには歴史を感じる景色が広がっていました。城下町の面影を感じる通りには、古い建物や趣のある通りが続いています。

「これが眼科?」
「おいしそうなお店!」
「このお面は被るもの?飾るもの?」
歩いているだけでも、あっちもこっちも気になるものばかり。地図を見ながら進むはずが、つい町並みに目を奪われる場面もありました。
途中には、松倉豊後守重政に関する石碑もあり、五條の歴史を感じながら歩く時間にもなりました。

新町を抜けると、二見駅前に出ました。前を歩くスカウトたちについて進んでいきますが、途中で少し違和感が。
「ん?違うんじゃない?」
「自分たちを信じよう!」
そこで改めて地図を確認し、自分たちでルートを決め直します。ただ前についていくだけではなく、自分たちの目で確かめて進むことも、このエンジョイウォークの大切な経験になりました。
天候にも恵まれ、暑さを感じる中でのウォークとなりました。途中で休憩を取りながら、道路沿いをひたすら歩いていきます。
少し疲れも見え始めたころ、前方に「シダーアリーナ」と書かれた建物を発見。
「あった!」
目的地が見えた瞬間、それまでの疲れがうそのように、スカウトたちは最後の力を振り絞ってゴールへ向かいました。
暑い中での約4.2kmの道のりでしたが、地図を確認し、声をかけ合いながら、みんなで協力して歩き切ることができました。
会場では、奈良県内から700人以上のスカウトや指導者が集まり、県連大会が行われました。多くの来賓の方々からもメッセージをいただき、県内のスカウトが一堂に会する特別な集会となりました。

集会では、隼スカウトの伝達式や、昨年度に菊スカウトを取得したスカウトの紹介も行われました。インタビューでは、受験や学校生活で忙しい中でも進級に向けて努力を重ねてきたことが語られ、会場のスカウトたちにとっても大きな刺激になったようです。
紹介されたスカウトたちへ、会場全員で弥栄を贈りました。

今回の県連大会では、奈良県内のたくさんのスカウトと同じ場所に集まり、進級に向けて努力する先輩スカウトたちの姿に触れることができました。
そしてエンジョイウォークでは、知らない町を歩き、自分たちで道を確かめながら目的地を目指す体験ができました。
大きな集会の中で刺激を受け、歩く中で小さな発見を重ねた一日となりました。


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