2025年4月6日、生駒第9団では新年度のスタートを飾る「上進式」が行われました。
スカウトたちはこれまでの経験を胸に、それぞれの隊で新たな一歩を踏み出しました。
◆ 上進者紹介と恒例「障子破りの儀式」
今年度は、以下のスカウトが上進しました
•ボーイ隊からベンチャー隊へ :1名
•ベンチャー隊からローバー隊へ:1名
生駒第9団では、上進するスカウトに対して団の伝統「障子破りの儀式」を行っています。
これは、目の前にある“壁”を自らの力で突き破り、次のステージへと進むことを象徴する儀式で、上進するスカウトだけに許された特別な通過儀礼です。
自ら障子を破ることで、過去の自分を乗り越え、未来に向かって進む。
この伝統の儀式は、スカウトの挑戦と成長、そして団としてのつながりの象徴でもあります。

この儀式は、ビーバースカウトやカブスカウトにとっても憧れの瞬間。
「いつか自分もあの障子を破って上進したい!」と目を輝かせながら見つめているスカウトも多く、団としてのつながりや成長のリレーを感じさせる場面でもあります。
◆ ローバースカウトから指導者へ
今年度はさらに、ローバースカウト3名が新たに指導者登録し、ローバー隊副長、ボーイ隊副長として活動することになりました。
ちかいのことばを宣誓し、指導者章の授与が行われました。ローバー隊としての活動も行いつつ、これからは後輩スカウトの育成にも携わっていくことになります。

◆ 入団者はいなかったものの
例年は上進式と合わせて入団式も行いますが、2025年度は新規入団者がいなかったため、上進式のみの実施となりました。
次の新たな仲間との出会いに期待しつつ、今いるスカウトたちと共に活動を充実させていきます。
◆ 年功章の授与と激励のことば
式では、団委員長と育成会長から上進スカウトへの激励のメッセージが贈られました。
「これまでの経験を活かし、それぞれの隊でさらに成長してほしい」
そのエールを受けたスカウトたちは、真剣な表情で応えていました。
また、これまでの継続した活動を称えて、各隊隊長よりスカウトに年功章が授与されました。
そのひとつひとつが、スカウトとして歩んできた日々の証です。

これからもスカウトたちが、自信と誇りを胸に、力強く歩んでいくことを願っています。
ボーイスカウトは、年代別にグループでの活動を通じてそれぞれの自主性、協調性、社会性、たくましさやリーダーシップなどを育んでいきます。
これらは大人になった時に役に立つものばかりです。
年度途中の入団も可能です。また、体験も随時受け付けております。
入団お待ちしています。
コメント